お菓子作りは未経験、
手探りではじめたカステラ屋さん。
東京の洋菓子店を手伝う傍、
知人のすすめでカステラ屋さんを開業しました。
【昭和◯年、染本屋製菓、誕生】
当時は製作所が無かったので、実家の商店の隅にてカステラ作りをはじめました。
しかし、それまでに私がしてきた仕事と言えば、電気工学とトラックの運転手。
お菓子作りに関しては全くの未経験、とにかく失敗の連続でした。
試行錯誤の繰り返し、
日進月歩のカステラ作り。
「うまく膨らまない」「思うような味にならない」
カステラ作りは思った以上に難しく、困難を極めます。
少し成長しては壁にぶつかり、また少し成長しては立ち止まる…。
そんな亀の歩みで34年、試行錯誤の数だけたくさんの商品が生まれ、
店頭で販売している商品は気づけば20品を越えました。
気が付けば創業34年、
半生をカステラ作りに費やして参りました。
未経験からの挑戦、数々の失敗。
決して平坦な道のりではありませんでした。
それでも日々カステラを焼き続け、今日にまで至ることができたのは、
たくさんのお客様の変わらぬご愛好のお陰でございます。
「ご自宅でのお茶請けに」「大切な方への贈り物に」
あらゆるシーンでご満足いただける品を作り続けて参ります。
感謝の気持ちを忘れずに、
ひとつひとつ心のこもった品を。
今後も変わらぬ味わいのカステラをお届けすると共に、
歩みを止めることなく新たな美味しさを追求して参ります。
これからも、ひとつひとつ丁寧に焼き上げたカステラをご用意し、
田舎の片隅にてお客様のご来店をお待ち申しております。
